テクマトリックス本社移転プロジェクト

Design Concept_01

オフィスの基本構成はEVホール側から、受付・エントランス空間、会議室群、執務空間となっています。
執務空間は極力間仕切りを排した、オープンで機能を重視した空間です。
外部のお客様が訪れるのは主に、受付・エントランスと会議室群です。
ここではこのエリアのコンセプトについてご説明いたします。

受付・エントランスの奥の会議室群は廊下を介してリニアに展開しています。
この廊下は緩やかなカーブを描いています。
内廊下の単調さを和らげ、一種の高揚感を醸し出しています。
受付エリアを訪れたお客様は正面にこのカーブした壁面を目にすることになります。
それを今回のビジターエリアのデザインの骨格(=Consept)としました。

正面のカーブした壁面を半透過ガラスにして、それ自体が光を放つLightingWallとしました。
縦枠をリズミカルに配置しました。受付カウンターなども、このイメージをもとにデザインしたものです。
インテリアの素材については、企業コンセプトのSemi-tailor-made solutionや、
多様なクライアントニーズに答える企業姿勢の空間表現として、
既成工業製品のクラフトマインドなデザインとDetail、あるいは
トレンディな材料とオーソドックスな材料のコラボレーションを通じて、
社会変化の中で陳腐化しないエントランスロビー(=企業の顔)のデザインを目指しました。

近々ビジターエリアにはアートも設置される予定です。
空間構成、マテリアル、アートが一体感のあるインテリア空間を作り出すと思います。

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